レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は10日(日本時間11日)、敵地サクラメントでのアスレチックス戦に「5番・DH」で先発出場し、3打数無安打だった。打率2割3分5厘。チームは最終回に4―4の同点に追いつくが、抑えのチャプマンが7月23日のフィリーズ戦以来となる被安打と失点を許し4―5でサヨナラ負けを喫した。

 1点を追う2回先頭は右腕バーネットから四球を選んで出塁。次打者の右前打で二塁に進み、一死後イートンの右翼線への二塁打で同点のホームを踏んだ。2―2の3回一死二塁カウント1―2からの4球目、首ほどの高さのボール球のストレートにバットが止まらず、ハーフスイングの空振り三振。テレビ中継を行っていたNESNの解説者メローニ氏は「反応が遅かった。彼はスイングしたくなかったが、(バットを)止めることが出来なかった」と説明した。今季は得点圏で40打数6安打、打率1割5分、0本塁打、13打点。昨季は3割8厘、メジャー1年目の23年は2割6分6厘だった。

 3―2の5回一死無走者は2番手の左腕ニューカムのシンカーを打って投ゴロ。8回一死無走者は3番手の右腕スターナーのボール球のフォーシームに手を出し三飛に倒れた。

 9回にレフスナイダーの適時二塁打で4―4とすると、その裏のマウンドに7月26日のドジャース戦から16試合連続で無安打無失点の守護神チャプマンが上がった。先頭ランゲリアーズに中二塁打を打たれると、続くルーカーの右飛で走者は三塁へ。バトラーへのカウント1―2からの4球目、1真ん中高めの100・2マイル(約161・3キロ)のストレートを左前に弾き返されてサヨナラ負け。NESNの実況アナは「結局はチャプマンも人間だったということです」と話し、12日(同13日)から本拠地ボストンで行われる「ヤンキースとのビッグな3連戦があります」と伝えた。