阪神は、5日の広島戦(甲子園)に6―1で逆転勝利。優勝マジックを1減らして「3」とした。
前日4日の中日戦(バンテリン)まで18打席無安打に倒れていた大山悠輔内野手(30)が、目覚めの一発を放った。1点を先制された直後の初回だった。森下の適時打ですぐさま同点に追いつき、なおも無死満塁で打席を迎える。
制球が定まらない鯉先発・森の初球のチェンジアップを完璧に捉えた。聖地の夜空に高々と舞い上がった打球は、左翼スタンドに突き刺さる逆転満塁弾。今季9号は5年ぶりのグランドスラムとなり「1点1点取っていくということが頭にありましたが、ホームランで4点入ったのはよかった」と白い歯を見せた。
その後も投手・大竹の適時左前打が飛び出すなど、この回一挙6点を奪取。しかし、2回以降は無得点に終わったことから「最終的には初回の6点しか取れてない。次の1点という意味ではまだまだ反省はあるのかなと。明日に向けてしっかりやっていきたい」と反省点を口にしつつ、表情を引き締めた。
藤川球児監督(45)は、試合後インタビューで大山の本塁打について問われると「月がきれいだなと思いましたね。夕方には甲子園に虹も出ていたようで、運が向かないかなと思っていた」と独特の言い回しで振り返り「素晴らしいホームランでしたね」と目を細めた。
鯉退治に成功した阪神は、最短7日にも歓喜の瞬間を迎える。












