阪神・才木浩人投手(26)が、24日のヤクルト戦(神宮)に先発。8回途中118球を投げて、4安打1失点の快投で今季12勝目(5敗)をゲットした。「まっすぐがいい感じでしたし、スライダーをうまく使いながら投げられました」
 
 100球を超えながらも8回のマウンドに上がった右腕。球威は衰えることなく、先頭・北村恵を150キロ台の直球で追い込むと、最後は鋭いスライダーで空振り三振に切って取った。

 続く太田も空振り三振に仕留めると、藤川球児監督(45)から交代を告げられて降板。「藤川監督は球数のことや次のことを考えてくれているので。次に向けてコンディションを整えて、応えられるようにやっていきたいです」と話した。

試合後、藤川監督(右)に声をかけられる才木浩人
試合後、藤川監督(右)に声をかけられる才木浩人

 2―0の4回には4番・村上に初球の149キロの直球をフルスイングで捉えられ、左中間スタンド中段に飛び込む一発を浴びたが、燕打線をテンポよく封じて先発の役割を果たした。

 この日の登板でハーラートップタイに躍り出るとともに、防御率1・54でセ・リーグトップの成績をマーク。最多勝や最優秀防御率のタイトルも狙える位置にいるだけに、「来週の巨人戦や9月の戦いも残っているので。1個ずつやっていく中の結果ですし、1試合1試合投げられたらと思います」と表情を引き締めた。

 指揮官も「非常に状態もよくなって、十分にやってくれていると思います。うまくバランスよく投げてますね」とねぎらった。

 打線も17打席無安打と沈黙を続けていた佐藤輝の一発が飛び出すなど、13安打で燕投手陣を攻略。8―1で快勝し、優勝マジックを16に減らした。