レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は2日(日本時間3日)に本拠地ボストンでのガーディアンズ戦に「7番・DH」で先発出場し、4打数3安打、2得点だった。打率2割4分2厘。チームは11―7で勝って3連勝。
「積極的に、しっかりと強いスイングを心がけていった。2本の長打は結果としても良かった」と振り返る二塁打2本は先発右腕セコーニから、いずれも初球打ちだった。
連打で1―1の同点に追いついた2回一死一塁は初球、真ん中高めの94・3マイル(約151・8キロ)の高めのストレートを捉え、打球速度109・7マイル(約176・5キロ)の痛烈なライナーで右翼線に運ぶと、打球はワンバウンドで右翼スタンドへ。エンタイトル二塁打で二、三塁とすると続くラファエラ、ナルバエス、アンソニーも安打で続き、6連打の猛攻で4―1とした。
3回の第2打席は外角スライダーにハーフスイングの空振り三振。
5―7の6回無死一塁は初球、内角の93・9マイル(約151キロ)のストレートを打球速度107・6マイル(約173・2キロ)で右翼線に弾き返す二塁打で出塁。続くラファエラが初球打ちで左翼場外へ消える16号2ランを放ち、7―7の同点に追い付いた。
8回先頭は3番手の右腕ガディスの94マイル(約151・3キロ)のストレートに詰まらされるも、中前打で出塁。俊足ハミルトンが代走に送られベンチに下がったが、その後、ブレグマンの勝ち越しとなる適時打などで4点を挙げ勝負を決めた。
ここ最近はバットに当てただけの凡打や、打ち損じの内野ゴロが目立っていた。「しっかり始動を早く、タイミング良く、差されないようにポイントを前で」打つという、これまで不振時に繰り返し行ってきた原点に立ち戻った。
「バッティングカウントでは自分の強いスイングを」というアプローチで打席に入った。二塁打は2本とも弾丸ライナー。「打球速度と結果、内容が一緒になればいいなと思っていたので、今日はそれが形として、強い打球が(野手の)間を抜けて長打になったのは良かった」と振り返った。
勝ち越しにつながる8回の詰まった中前打はいい内容ではなかったが、しっかりと振り切っていたことで内野手の一歩目を遅らせ、なるべくして外野へ抜けていった価値ある一打だった。1試合3安打は復帰戦となった7月9日(同10日)のロッキーズ戦以来だ。
若手の台頭で厳しい立場の吉田。ポストシーズンのロースター入りを勝ち取るためには安打量産を続けるだけだ。












