ノアの〝Real Rebel〟ことOZAWA(28)が、秋のシングルリーグ戦「N―1 VICTORY 2025」(8日、後楽園ホールで開幕)に向けて大放談だ。極悪軍「TEAM 2000X」に属しながらも「クリーンファイト」が好きだと語る混沌男によるN―1の展望、そしてその先に見据えるものとは――。単独インタビューで、OZAWA劇場をたっぷりとお届けする。

 ――当初はN―1に出るかは気分次第と語っていた。出場を決めた理由は

 OZAWA 会社の都合ですね。出ないに越したことはなかった。でも目上の連中を引きずり下ろすのが当初の目標だったので、ここで当たれるのはいい機会かなと。

 ――開幕戦では丸藤正道と激突する。KENTAとのGHCヘビー級王座戦を見て印象は

 OZAWA ひどいものでしたね。〝方舟の天才〟と言えど年齢には逆らえないという、ちょっと切ない気持ちにもなった。おじいちゃんだから、もう長い試合はできないんじゃないか。ケガさせないように慎重に扱って、早めに仕留めてあげたい。

 ――Bブロックには7月にGHCヘビー級王座戦で敗れた(※OZAWAはレフェリーの買収を主張)拳王もいるが

 OZAWA 拳王に関しては、レフェリーを買収されないようにレフェリーを変えるか、拳王が払った倍の額を払って、買収をするかどっちかだな。

 ――今のところ買収案の方が濃厚?

 OZAWA でもやっぱり、私もノアのファイターとしての誇りがあるので、買収とか試合中の汚い反則行為とか本当に許せない。そんなのノアの戦いじゃない。だから迷ってるんだよね。買収されたからって買収し返したら、同じ穴のムジナになる危険性もある。

 ――自身の試合でも反則・介入行為が見受けられるような気が…

 OZAWA そういうのがあったらレフェリーが止めるからね。止められずに試合が遂行されてるってことはたぶんないってことなのでは?「クリーンファイト」が一番好きな言葉です。

 ――ちなみに2番目は

 OZAWA「村山優香」です。

OZAWAはプロレス大賞にも言及
OZAWAはプロレス大賞にも言及

 ――Aブロックでは誰が勝ち上がると思うか

 OZAWA 我々チーム(TEAM 2000X)のチェアマン・マサ北宮がいるので、自然な流れでいくと…。ノア道場の本物の闇の力をいかんなく発揮して勝つんじゃないですかね。

 ――決勝で対戦した際に勝つ自信は

 OZAWA まあ目指すというか、結果として優勝していることになると思う。

 ――優勝した先に見据えるものは

 OZAWA〝プロレス忖度大賞〟MVPに関しては正直、どう転ぼうがもう俺しかいない。これで俺以外が来てしまったら、大賞の存在意義すら危ぶまれる。今までは「審査員と一番仲良い人は誰だグランプリ」だったわけじゃないですか。僕は全然誰とも仲良くないですからね。いよいよ今回はちゃんと審査したんだなと初めて価値が生まれる。N―1を取ったら確実だし、取らなくても対抗馬いないんでね。

 ――新日本プロレスのG1を優勝したKONOSUKE TAKESHITAもMVP候補の一角では

 OZAWA 無理やり逆輸入しただけで、本来は海外のレスラーですよ? ジョン・シナがプロレス大賞MVPって言われたら「え?」ってなりません?〝竹下幸之介〟ならわかるんですよ。でも〝KONOSUKE TAKESHITA〟じゃないですか。

 ――OZAWA選手はプロレス界でも独特の存在感を放っている。ヒールとしての自身の立場についてどう思うか

 OZAWA プロレス界ってまともな人、一人もいないんですよ。世直し隊である自分が唯一の常識人。本来だったらスーパーベビーのはずなんだけど、非常識な人が大多数だから、それがヒールに見えてしまうんじゃないかな。

 ――理想のプロレスラー像はあるか

 OZAWA プロレスラー時代は散々非常識なことをしつつ、引退したら議員になって常識人ぶる。そういうレスラーになりたい。

 ☆オザワ 1996年10月23日生まれ。静岡・静岡市出身。本名は小澤大嗣。2021年7月にノアへ入門し、22年9月に後楽園ホール大会でデビュー。24年1月から海外武者修行で欧州を中心に経験を積んだ。同10月に凱旋帰国し、ユニット「ALL REBELLION」に加入。直後の同11月、外敵ユニット「TEAM 2000X」への加入を表明する。25年1月1日に日本武道館大会で、清宮海斗に勝利してGHCヘビー級王座を初戴冠。デビューから2年4か月での戴冠は史上最短記録。181センチ、93キロ。