ノア9月8日後楽園大会でGHCジュニアヘビー級王者のYO―HEYに挑戦する新日本プロレスの高橋ヒロム(35)が、方舟侵攻の真意を明かした。7月後楽園大会からノアジュニア戦線に参入したヒロムは、一体なぜ他団体に活躍の場を求めたのか。そしてノアに興味を持ったキッカケとは――。
新日本ジュニアの象徴的存在でもあるヒロムがノアジュニアの至宝に挑戦するのは今回が初めて。取材場所にファミレスを指定したヒロムは「新日本の外で活躍したいと思ったのは、要は〝反抗期〟ですよ。プロレス年齢15歳ですし、そういう年ごろというか。一度外に出て自分の実力だけで、一人でもがき苦しんでいろいろとつかみ取りたい、大活躍した上で新日本プロレスに認められたいなと」と胸中を告白した。
当初は11日川崎大会で挑戦予定だったが、YO-HEYが左目の眼窩底骨折により後楽園決戦にスライドとなった。「体がすごく軽い選手だなと。いい意味で。自分のスピードに相手がついてこれないから、試合を成立させるために合わせるしかないと思っちゃう選手なのかなと。そんな人のリミッターが外れた時は恐ろしいものになるだろうから、俺が外しにいきたいなと思いますね」と激突を心待ちにしている。
さらにヒロムは「なんでノアなのかと言ったら、OZAWA選手の出現は自分の中でデカかったんです。選手界隈でも話題になったし、面白い選手が出てきたなと思ってノアに興味を持った。で、ノアジュニアに目を向けたら金丸(義信)さんとかでイメージが止まっていたので、絡んだら面白いんじゃないかなって」と意外な発端を明かす。
「(OZAWAとは)自動的に交わる日が来るんじゃないかなとは思いますよ。それは新日本にとっても面白い効果が起きるんじゃないかと。ただ、自分はジュニアの選手なので、今はノアジュニアの頂点を取りたいし、そこしか見えてないです」と目を輝かせた。
ホームリングの新日本では9月28日神戸大会で石森太二とのシングルマッチが組まれた。「GHCジュニアの最多防衛記録を持っている人間なので、王者として石森さんの前に立つのは面白いなって思いますよね。石森さんがどんな気持ちになるんだろうって」とニヤリ。
しかし、裏を返せば、挑戦に失敗した場合は面目丸つぶれとなる。「そうしたら帰れないですよ。逆に居座ります、ノアに。本格的にずっといることになって、逆に新日本のシリーズを休まざるを得ないくらいの状況になりますよ」と危機感を募らせつつ、必勝を誓った。
言いたいことを言い終えたヒロムは「ちょっとドリンクバーのお代わりを…」と、そそくさと離席。しかし、これはすでに内藤哲也が何度もこすったネタであり、即座に異変を察知した記者が出入り口付近でヒロムの確保に成功したため、ベタベタな食い逃げは失敗に終わった。














