巨人の山崎伊織投手(26)が29日の阪神戦(甲子園)に先発し、6回5安打1失点と好投。今季10勝目(3敗)を挙げ、3年連続となる2桁勝利を達成した。

 4回4失点で降板した15日の阪神戦(東京ドーム)以来14日ぶりに先発マウンドに立った山崎。1点リードで迎えた5回に一死満塁から、相手先発・大竹の中前適時打で同点に追いつかれたが、なおも一死満塁から近本が二直に倒れると、二走・高寺は塁を飛び出しており、幸運のダブルプレー。あわや大量失点のピンチを最少失点で切り抜けた。

 打線は6回にキャベッジの適時二塁打で3点を追加。援護を受けた山崎は直後の守りも無失点に抑え、マウンドを2番手ケラーに託した。

 不安を払拭した。山崎は「今年はカットボールが思っている軌道から曲がったりして、あんまり良くなかったですけど、今日は有効的に使えてた」と投球の手応えを語り「前のカードも負けてましたし、今日はすごい気持ちも入ってました」と1勝の重みを口にした。

 ファームで過ごした13日間については「3日くらい自由な時間をもらったので、自分が今年投げている映像を全部見たり、いろんな方に投げている感じを聞いたり、たくさんの人にサポートしていただく時間だった。勝ててホッとしています」と明かし、3週間ぶりの白星に安堵の表情を浮かべた。

 昨年より約2か月早い2桁勝利を飾った右腕。残り試合の活躍に目が離せない。