巨人が29日の阪神戦(甲子園)に4―3で勝利。24日のDeNA戦(東京ドーム)から続いた連敗を4でストップした。

 なんとか逃げ切った。まずは4回、岸田の適時打で先制。その後1点を返され同点で迎えた6回一死満塁からキャベッジが走者一掃の3点適時二塁打を放ち勝ち越し。先発・山崎も6回1失点と好投すれば、8回に大勢が森下、佐藤輝とソロを連続被弾したが、最後は9回を守護神マルティネスが締め、虎の猛追を振り切った。

 阿部慎之助監督(46)は「本当頑張ってくれました。やっぱり貯金できる投手がいい投手だし、あと何回投げる分からないけど、貯金を1つでも増やしてほしいなと思います」と、3年連続2桁勝利を達成した先発右腕を称賛。殊勲打を放ったキャベッジについては「すごく大きい3点でした」と称えながらも「(二塁打の)そのあとの走塁がね、細かいことになるがそういうのも取れる1点だったかもしれないですし、勝ったからこそ、いい反省をしてほしいですね」と怠慢走塁に喝を入れた。

6回に走者一掃打が本塁打にならず、二塁付近で悔しがる巨人・キャベッジ
6回に走者一掃打が本塁打にならず、二塁付近で悔しがる巨人・キャベッジ

 キャベッジは絶好機で値千金の長打を放ちながら、三進せずに二塁でストップ。それだけに指揮官は「行けるところは行ってほしいですし、あそこは多分、本塁打にならなくて二塁上で悔しがってただけなので。そう見えちゃったので、それがどうかなっていうね。次のリチャードで1点入ってたかもしれないし。5―1と4―1では全然違いますからね」と厳しく指摘。

「(キャベッジは)そういうのも結構多いんでね。『日本の野球、ナメるな』って。アメリカの野球を僕はナメてるわけじゃないんだけど。そういう細かいこともできないと成功しないよって。今日は勝ったので、言ってあげたいですけどね」と〝阿部節〟をさく裂させた。