セ2位の巨人は15日から本拠地・東京ドームで首位・阪神との3連戦に臨む。13日までの9連戦を5勝3敗(1試合のみ降雨中止)で乗り越え、貯金は2。相手にはマジック26が点灯中だけに大逆転劇こそ風前の灯とはいえ、CS出場を確実にするため一試合も負けられない。
一方で心配なのは、内野に空いた大きな「穴」だ。主砲・岡本和真内野手(29)の長期離脱はチームを大きな痛手となっているが、腰痛により7月31日に登録を抹消された正二塁手・吉川尚輝内野手(30)の不在もここに来て重くのしかかろうとしている。
代わって一軍に昇格した湯浅や増田大、そして門脇誠内野手(24)らが吉川の代役を務めているものの、勝敗にかかわる場面での失策も目立っている。直近では13日の中日戦(東京ドーム)で3―0の5回に門脇の悪送球から流れが一変し、3点のリードを追いつかれると先発した田中将の日米通算199勝目も霧散してしまった。
この失策についてはチーム内でも意見が分かれている。チーム関係者の一人は「門脇の本職は遊撃と三塁。二塁の守備は似ているようでも全く違う。チーム事情に影響されており、同情すべきところはある」とかばう。ところが別のチームスタッフは門脇に「今は打撃で結果を出せていない以上、守備が一軍で唯一の生き残る道。彼自身のためにも、あそこは何とかしてほしいところではあった」と悩ましい表情を浮かべ、苦言を呈した。
名手・門脇でも埋まらない吉川の穴。苦しい台所事情を強いられる中、阿部監督は今後どのような用兵を見せていくのか。












