セ3位からの下克上を狙うDeNAには泣きっ面に蜂。いや、それ以上に痛い〝一、二軍の惨敗〟だったかもしれない。6日の広島戦(横浜)は5―8で完敗。先発のエース・東克樹投手(29)がまさかの大乱調で今季ワーストの2被弾を含む10安打6失点となり、今季6敗目で登板2連敗となった。
降板後の東は「2試合連続で試合が作れず申し訳ない気持ちでいっぱいです」。一方の三浦大輔監督(51)は東の2被弾について「コースが甘くなった分、しっかり捉えられたということ」と多くを語らず。「修正できる範囲内だと思う。次回登板に向けて心配はしていない」とかばった。
そこへ持ってきて同日にイースタン・リーグ巨人戦(横須賀)に先発した藤浪晋太郎投手(31)が、ついにと言おうか、やはりと言おうか、かねて不安視されていた制球難を露呈。5四球2死球1暴投(3安打)6失点で4回途中KOとなった。登板後、藤浪は初回に先頭を四球で出して先制された場面を振り返り「序盤からタイミングが合わなかったのを、最後まで修正できずという感じ」と反省の弁。制球難については「ずっと自分の課題」とし、今回の結果を「何とか次以降に生かせるようにしたい」と努めて前向きに話した。
そんな藤浪について、三浦監督は「これから報告が来ると思う」とだけコメント。これにより当初検討されていた11~13日のヤクルト3連戦(神宮)の一軍昇格が見送られる可能性も出てきた。
そんな苦境にある藤浪と東だが、お互い積極的にコミュニケーションを取る仲だ。登板前日、東がこう明かしていた。
「藤浪さんて、よくしゃべる人だなと思います。よく気さくに話しかけてくれますし、僕から話しかけても、『うん』とか『はい』だけで終わらず、会話のキャッチボールができるので、話していて楽しい。それに何と言ってもメジャー経験者なんで、そういう話を聞けるのがすごく面白いし、いいことだと思います」
東は、DeNA投手陣には結束力があると強調していたこともある。「今年はお互いが負けないように、いい結果を出そうとする相乗効果が出ている」というのだ。
正念場の今こそ、その結束力を発揮してほしいところである。












