あえて言えば〝キャプテン離脱効果〟か。上半身コンディション不良による牧秀悟内野手(27)の登録抹消が、一段と三浦ベイを奮い立たせている。
DeNAは2日の巨人戦(東京ドーム)に7―4で快勝して3連勝。借金を2まで減らし、巨人と入れ代わりに0・5ゲーム差で3位から2位に浮上した。
前日にKOした天敵・山崎に続いて、この日も今季3戦全敗だったグリフィンをベイ打線が打ち砕いた。その主役は牧の〝代役4番〟チーム最年長の宮崎敏郎内野手(36)だ。
初回二死二塁から宮崎の適時内野安打で先制の1点をもぎ取ると、山本の適時三塁打で2点目。さらにビシエドの再来日初安打、初打点となった適時二塁打で3点目を奪い、主導権を握った。宮崎は5回にも2番手・船迫の代わりばな、飛球が左翼ポールを直撃する2号2ラン。ここで勝負を決定づけた。
いつもは寡黙な宮崎。牧が登録抹消となった前日、野手ミーティングで鼓舞する熱弁を振るったという。「1人1人がキャプテンになった気持ちで、責任感を持ってやっていこう」。
宮崎を〝代役4番〟に抜てきした三浦監督も、こうたたえている。「宮崎が『全員がキャプテンになったつもりで』と伝えたって話は聞きました。最年長で、体にムチ打って頑張ってくれています。そういう形で、牧が不在になった中で、俺たちが(やるんだ)という気持ちを持ってやってくれています」
2試合連続猛打賞で、この日はダメ押し本塁打を放った桑原も、牧が離脱した前日、こう胸中を吐露していた。「牧がいなくなったということもあるかもしれないですけど、みんなに攻める姿勢というか、そういう打席が多かった。これからも引き続きそういう姿勢でやっていければと思います」
さらに、来日初安打、初打点のビシエドも、「このチームには一体感がある」と証言。そうしたプラス材料の数々に、番長も「この流れと勢いを続けていかないといけない」と意気込んでいる。
ただし、主役の宮崎はミーティングでの自身の発言について「言ってないです」と照れ笑いを浮かべて否定。相変わらず寡黙な〝プーさんらしさ〟を貫いていた。













