ソフトバンクは1日の楽天戦(みずほペイペイ)に3―1で勝利し、貯金を今季最多の「21」とした。
大きな1勝となった。先発の上沢は中19日の登板ながら楽天打線を封じ込め、7回5安打1失点の好投。打線は今季2戦で防御率0・64と抑え込まれていた滝中から近藤が2ランを放つなど3得点。最後は杉山が3人で締めた。
チームは上り調子だ。先月29日からの日本ハムとの首位攻防3連戦では接戦をものにして2勝1敗と勝ち越し、勝率の差で首位に浮上。この日もパ・リーグで唯一負け越している楽天相手に勝ち切った。その一方で2位・日本ハムはオリックスと対戦し、9回に一挙4点を奪われまさかの逆転サヨナラ負け。両軍のゲーム差は「1」に広がり、いい流れがホークスに向き始めている。
そんな状況下で指揮官は「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」を体現した。「9番・遊撃」で先発出場した庄子雄大内野手(22)は6回にプロ初長打となる二塁打を放ったが、近藤の打席で痛恨のけん制死。すると首脳陣は直後の守備からルーキーをベンチへと下げた。試合後、小久保監督は「(直前の二塁打を)かき消すくらいの走塁死ですね。あれでよく(試合の)流れが変わらなかった。プロの厳しさ、怖さを学んでほしい」と反省を促した。
チームは緊迫の首位攻防戦を終え、今季初の首位浮上。チーム状態が上り調子だからこそ、ナインの気を引き締める雰囲気づくりも重要だ。指揮官は相手にスキを与えるようなプレーには厳しい言葉を送った。
シーズンは8月に突入。1戦1戦の重みが増す中で、指揮官の雰囲気づくりはどんな効果を現すだろうか。












