大谷翔平投手(31)は13日(日本時間14日)の本拠地ジャイアンツ戦で7回を4安打無失点、8奪三振の完ぺきな内容で3勝目をマーク。防御率0・82と両リーグを通じてトップに立ち、4―0とチームの連敗を4で止めた。

 最速161・9キロ。宝刀スイーパーが冴えわたり、105球を投げ終えた大谷は米メディア「スポーツネットLA」などに「自分のやるべきことを重視しながら、相手の反応を見ながらコーチ、ウィルと話して組み立てていった。(スイーパーを)張られている場面でも投げるべき時は投げるし、キレも悪くはなかったと思う」と振り返り、再び規定投球回に達して防御率トップに立ったことには「今のところはいいと思うけど、数字は変わってくる。あまりまだ気にする段階ではないのかな、と思う」とサラリと交わした。

 3登板続けてDHを外れ、投手に専念。打撃が本来の調子に戻れず、ロバーツ監督が疲れを考慮して明日14日(同15日)も休養を与える方針でいる。「今のところケガなく来ているのはいいことですし、オフェンスの側でそこまでチームの助けになっている場面が少ないので、そこが自分の納得できる形に戻ってくればよりチームへの貢献ができるんじゃないかと思う」と現実をしっかり受け止め「休みを入れる時は入れながら。明日のオフを利用しながら納得した形を(試合に)出た時にできれば。有効に使えるんじゃないかと思う」と前向きに捉えた。

 近年の疲労の蓄積で指揮官の配慮が必要となり、年齢的にも二刀流継続の負担を懸念する声も聞かれ始めている。しかし「今が一番いいと思っているし、まだまだ若いと思っているので頑張りたい。もちろん、どっちも絶好調に越したことはないですけど、逆に言えばどっちかに勝利に貢献できるポイントがあるという切り替えの1つになると思う。そういう意味では打撃が悪くてもしっかりマウンドの方で貢献したいという気持ちでいっている」とどちらか1つでも勝利に繋がると信じ、突き進む覚悟を口にした。