パ首位のソフトバンクは1日の楽天戦(みずほペイペイ)に3―1で競り勝ち、貯金を今季最多の「21」とした。初回に近藤健介外野手(31)の4号2ランで先制。試合前まで今季2戦2敗と苦手にしてきた相手先発・滝中から幸先よく複数得点を奪い、主導権を握った。

 ホークス先発・上沢直之投手(31)は序盤から得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球でリードを守り抜いた。中盤以降は危なげない投球で7回1失点。「気持ち一本でいきました」(上沢)。調子を落としてファームでの調整を経て一軍に戻ってきた右腕が、約1か月ぶりの白星となる7勝目(6敗)を挙げた。

 楽天戦は今季唯一負け越しているカード。試合前まで5勝9敗と分が悪かった。悪い流れを断ち切るために、後半戦一発目のイーグルス戦に勝ち切った意味は大きい。

 今シーズン開幕当初、本拠地主催ゲームの連敗を「5」で止め、チーム完投一番乗りを果たすなど要所で機微のある活躍を見せてきた上沢。この日も今後を占う重要なゲームで右腕が存在感を放った。

 この日、2位・日本ハムがオリックスにまさかの逆転サヨナラ負け。北海道での首位攻防3連戦で勝ち越して首位を奪回したホークスが、さらに上昇気流に乗りそうな気配だ。