阪神・村上頌樹投手(26)が19日の巨人戦(東京ドーム)に先発。6回69球を投げて2安打無失点の好投も、味方の援護に恵まれず今季9勝目はおあずけとなった。
 
 同じ兵庫県出身で同学年のG先発・山崎伊との投げ合いに向け、闘志を燃やしていた右腕。3回まで抜群の制球力と緩急を生かした投球で、無安打に抑える快投を披露した。

 4回には先頭・丸に10キロのカーブを中前に運ばれ、この日の初安打を許したが、後続を断ち先制点は与えず。「最初の3回はよかったです」としながら「4回ぐらいで先頭をバーって出すしんどい場面があったんで。また注意しながら後半戦やっていきたいです」と早くも次戦を見据えた。

 その後も6回まで無失点投球を続けたが、味方打線が沈黙。7回満塁の好機で代打を送られて降板となった。「点が欲しいというところで、ああいう起用になったので。それは仕方ないですし、6回までゼロで抑えられたことが勝ちにつながったと思うので、よかったです」と冷静に振り返った。
 
 藤川球児監督(44)も、「展開的にはすごくストレスがかかる投球内容だった。前半戦の披露がある中で最後に頑張ってくれたと思います」とたたえた。

 チームは0―0のまま突入した延長11回に佐藤輝、坂本の2本のアーチが飛び出し、4―0で試合をモノにした。