中日が12日の広島戦(バンテリン)に7―1で勝ち3連勝。先発・大野雄大投手(36)は9回4安打1失点の完投勝利で5勝目を挙げた。
36歳のベテラン左腕がドームを支配した。初回からストレートとカットボール、ツーシームのコンビネーションが冴え渡り、カープ打線を翻ろう。8回までスコアボードに0を刻んだ。
中日打線も大野を援護。初回一死一、二塁から「打ったボールはスライダーです。初回からチャンスを生かして先制できて良かったです」という細川の左前適時打で1―0とすると、さらに山本の適時打などで3得点。2回にはブライト、3回にも石伊のタイムリーが飛び出し、5―0とリードを広げた。
中日は8回にも山本の2点適時二塁打で7―0とし、勝利に大きく前進。観客の関心は2022年8月11日の阪神戦(バンテリン)以来となる大野の完封勝利にフォーカスされたが、9回、先頭・中村健を歩かせると、続く小園に中越え適時二塁打を許して1失点。それでも続くファビアン、坂倉、末包を抑え、3年ぶりの完投勝利でチームに8カードぶりの勝ち越しをもたらした。
これで大野は3試合連続勝利とチームを支える大活躍。「前回も(完投の)チャンスがあったんですけど、足がつって降板(7月4日のヤクルト戦では9回一死で清水に交代)して、今日も足がつりかけてたんですけど、なんとか最後まで行けましたー!」。お立ち台で叫んだベテラン左腕に、スタンドからは大きな拍手と歓声が送られた。












