WWEで女子世界王者の〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイの挑戦者候補が、まさかの大アクシデントに見舞われた。
WWE女子タッグ王者のリブ・モーガンは、パートナーのWWEインターコンチネンタル王者ドミニク・ミステリオとともにWWEマットを荒らしまくってきた。「ABEMA」にて放送された16日(日本時間17日)のロウ(ウィスコンシン州グリーンベイ)でも、〝恋人〟とともにリングに上がった。
先週のロウでは、イヨがリスペクトを示した殿堂者ニッキー・ベラのプライベートの問題をえぐった上で、必殺技のオブビリオンでKOした。リブはニッキーをあざ笑った上で、女子世界王座戦の再戦を要求するなどと言って、世界王者イヨを呼び出した。リブの話をさえぎるかのように、イヨがすぐさま登場した。
「イヨ! イヨ!」のチャントが起こり、大人気の世界王者は「あんた、いつもわがままばっかで、いい加減にしろ!」と日本語で一喝。なぜかグリーンベイの観衆は意味を理解したようで、大歓声が上がった。その上で、英語で「私と戦いたいならここにいるぞ」と挑戦を受諾した。ところがリブは「試合はしないし~。タイトルをちょうだい」と、何とベルト譲渡を要求。大ブーイングを受けたドミニクも加わってイヨに迫った。
イヨは「あんたにあげるよ」と言ってベルトをリブに放り投げると、リブが受け取った隙をついてドロップキックを発射。さらにドミニクもハイキックをくらわせた。リブ&ドミニクを一蹴したイヨは、笑顔でベルトを掲げてみせた。これで、世界王座をめぐるイヨとリブの抗争に突入するかに見えたが…。
リブはこの後、イヨの盟友カイリ・セインと一騎打ち。5月のカイリ復帰戦では白星を献上しており、雪辱に燃えてゴングと同時に、ランニングブーツを放った。これをかわされると、カイリに右脚をキャッチされ、前方にテイクダウンされた。リブは前受け身を取ったように見えたが、上からかぶさってきたカイリの攻撃を避け、転がりながら場外に逃げ出した。
さらに右肩を押さえながら場外バリケードにもたれ、動けなくなった。カイリは両手を上げて困惑した様子だったが、苦もんの表情を浮かべるタッグ王者に医療スタッフ2人が駆け寄ってきた。右肩を脱臼し、試合続行は不可能に。リブはそのまま医療スタッフに抱えられ、退場となった。
試合はレフェリーストップでカイリの勝利となったものの、衝撃の結末に館内は静まり返った。米メディア「USAトゥデー」によると、肩関節の脱臼は「通常なら数か月間戦線離脱させる可能性がある」。重傷を負ったリブは、今後の長期欠場は避けられない模様。ハリウッド映画出演も果たした人気者の離脱は、タッグベルトの行方と、イヨの次期挑戦者が誰になるかを含め、WWE女子戦線に大きな影響を与えそうだ。













