WWE女子王者のティファニー・ストラットン(26)が、〝伝説の始球式〟を再現して話題になっている。

 2021年11月のデビューから元体操米国代表のポテンシャルを生かし、メキメキ頭角を現した。今年1月には「マネー・イン・ザ・バンク」覇者の挑戦権を行使し、最高峰のWWE女子王座を奪取。4月の祭典「レッスルマニア41」では〝女王様〟シャーロット・フレアーを下し防衛に成功し、女子世界王者イヨ・スカイとともにWWE女子戦線の頂点に君臨する。

 そうした活躍を受け、12日(日本時間13日)に行われたMLBメッツのホームゲーム、ナショナルズ戦で始球式を務めた。ホットパンツ姿でベルトを巻き、〝ティッフィータイム〟のポーズから、豪快なフォームから右投げで速球を披露。ところが、ボールはキャッチャー役の内野手ヤングの頭上はるかなたを飛んで、バックネットの手前にポトンと落ちた。ヤングがバックネットまでボールを拾いに行く羽目になる、大暴投となった。

 これに米メディアが反応。「有名人によるMLB始球式の歴史の中で、最も有名な投球の一つと肩を並べた」(「CBSスポーツ」電子版)、「50セントの最悪の始球式に対抗馬が現れた」(「ニューヨーク・ポスト」電子版)などと報じて、ティファニーの始球式を取り上げた。どういうことか?

 50セントはメッツの地元ニューヨーク出身の大物ラッパーで、ハリウッド俳優、ドラマプロデューサーなどマルチな活躍でも知られる。2014年には同じメッツ戦で始球式に登板したが、これがまた想像を絶する大暴投に…。ストリートで銃弾を9発被弾しても生き残ったというとんでもない逸話の持ち主だけに、コワモテの風貌と大暴投のギャップもあって、有名人が始球式で暴投するたびにイジられ続けてきた。

 その〝伝説のトホホ投球〟に肩を並べたというわけ。ティファニーも自身のX(旧ツイッター)に、MLB公式Xの動画を引用した上で「50セントに負けていない」と投稿。なぜか対抗意識を燃やしていた。