WWEプロレスの祭典「レッスルマニア41」初日(19日=日本時間20日)は、米ネバダ州ラスべガスのアレジアントスタジアムに6万1467人の大観衆を集め、激闘の連続となった。

 祭典初出場のWWE女子王者ティファニー・ストラットンは、ロイヤルランブル覇者で〝女王様〟ことシャーロット・フレアーと防衛戦。バービー人形のコンセプトで入場して話題を集めると、女王様と熱闘を展開。最後は必殺の月面弾プリティエストムーンサルトエバーで格上の挑戦者を下し、防衛に成功した。額に大きな傷を負ったが、25歳の若き女王は最高峰王座戴冠14度で憧れのシャーロットを倒したことに「彼女は私の夢の対戦相手だった。顔がちょっと傷んでるけど、最高の気分」と語り、世代交代を印象づけた。

シャーロット・フレアー(下)にプリティエストムーンサルトエバーを決めるティファニー(©WWE)
シャーロット・フレアー(下)にプリティエストムーンサルトエバーを決めるティファニー(©WWE)

 中邑真輔からベルトを奪ったUS王者のLAナイトはジェイコブ・ファトゥの挑戦を受けたが、ファトゥのパワフルな攻撃に大苦戦。ムーンサルトプレスにBFTのカウンターを決めたものの、ロープに逃れられ3カウントならず。ファトゥがムーンサルト弾で圧殺し、WWEでシングル初戴冠を果たした。怪物的な強さを見せたファトゥには、CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHも、会見で「彼の戦いは圧巻だった。まさにモンスターで破壊者だ」とベタ褒めだった。

 世界タッグ選手権は、ニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグザビアー・ウッズ)がウォー・レイダーズ(エリック&アイバー)を下して王座奪取。チャド・ゲイブルによく似た怪覆面エル・グランデ・アメリカーノは、負傷欠場となったレイ・ミステリオの代打レイ・フェニックスをフライングヘッドバットで撃破した。ジェイド・カーギルは怨敵ナオミをジェイデッドで破って遺恨を決着させた。

 また、同日にラスベガスのT―モバイルアリーナで行われたNXT「スタンド&デリバー」では、〝美しき狂気〟ジュリアがNXT女子王者ステファニー・バッケル、ジョーディン・グレイス、ジェイダ・パーカーとフェイタル4WAY王座戦に臨んだ。ベルト奪回を狙い激闘を繰り広げたが、最後はステファニーがジェイダにSVBを決めて王座防衛。ジュリアはベルト奪回に失敗した。

 この日の「レッスルマニア41」は「ABEMAプレミアム」にて生中継された。