WWEの〝ウェイワード・サムライ〟中邑真輔(45)は、「アンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル」を〝支配〟するも、優勝トロフィーを逃した。
プロレスの祭典「レッスルマニア41」(19、20日=日本時間20、21日、ネバダ州ラスベガス)の前日18日(同19日)のスマックダウン(ラスベガス)で、恒例のアンドレ杯バトルロイヤルが開催された。中邑と戸澤陽(39)の日本人スーパースターをはじめ26選手が出場したが、道を外れたサムライは最後の26番目に堂々入場した。
戸澤はユニット「アルファ・アカデミー」の盟友オーティスから、武器代わりにクリード兄弟に投げつけられたが、あっさりキャッチされ、ブルータスから場外に投げ捨てられ失格。一方の中邑はベテランらしく巧みな立ち回りで生き残り、ホワキン・ワイルドを場外へと排除した。
さらに優勝候補の一角、ドラゴン・リーを背後から攻撃。逆襲を受けたが、コーナーから突っ込んできたリーの顔面にカウンターでキンシャサをぶち込んだ。続けてリバースパワースラムでトップロープ越しに投げ捨て、リーを失格させた。前US王者はアンドラデ、カーメロ・ヘイズ、レイ・フェニックスと〝ラスト4〟まで残った。
アンドレ杯初Vのチャンスに、中邑はAEWから移籍してきたばかりのフェニックスに猛攻。強烈なヒザ蹴りの連打から、カカト落としをくらわせた。ヘイズにはミドルキックを打ち込むと、返す刀でフェニックスをリバースパワースラムで放り投げた。さらにアンドラデにはニールキックを打ち込んだ。圧巻の攻撃にはWWEの公式X(旧ツイッター)も「中邑真輔がこの試合を支配している!」と、動画とともに投稿したほどだ。
ところがコーナーに倒れたアンドラデに放った、キンシャサ弾をかわされてしまう。すかさずスーパーキックを放ってコーナー上段に上がったところで、アンドラデの三角飛びドロップキックを浴びて場外に転落。オーバー・ザ・トップロープで失格となった。
残ったフェニックスはチャド・ゲイブルによく似た怪覆面エル・グランデ・アメリカーノの介入にあって失格に。アンドラデとヘイズの一騎打ちとなったが、最後はヘイズがロープ際の攻防を制し、アンドラデを場外に落として優勝を飾った。
今年の祭典出場は厳しくなった中邑だが、アンドレ杯で大きな存在感を示したのは間違いない。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて生中継された。












