新日本プロレス19日の後楽園ホール大会で、ジェフ・コブ(42)が新日本ラストマッチで棚橋弘至(48)に敗戦を喫した。
コブは2019年に新日本に初参戦し、「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のメンバーとして活躍。アテネ五輪にも出場したレスリングテクニックと驚異のパワーで人気を誇ったが、今月に入り退団が発表されていた。今後はWWEマットへの参戦が濃厚と見られている。
新日本マット最後の試合となったこの日は、来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている棚橋とシングルで対戦。掟破りのスリングブレイドを繰り出したかと思えば、得意の投げ技を連発して会場を沸かせた。
棚橋のハイフライアタックをキャッチするなど優位に試合を進めたコブは、変型のツアー・オブ・ジ・アイランドを決めて勝負に出る。最後はレインメーカー式のツアー・オブ・ジ・アイランドを狙ったが、これを首固めで切り返されて3カウントを奪われてしまった。
試合後のリング上では棚橋と握手をかわした。棚橋が退場するとグレート―O―カーン、カラム・ニューマン、テンプラリオ、フランシスコ・アキラ、ジェイコブ・オースティン・ヤングとUEのメンバーたちが登場。マイクを握ったコブは「今日負けるつもりはなかったんだけど、すべての人にありがとうの気持ちを伝えたい。SNSでファンからの感謝も伝わっているけど、感謝の気持ちを伝えないといけないのは俺の方だ」と思いを口にした。
さらにコブは「今は不安な気持ちがあると思うけど、カラムには大きなチャンス(IWGP世界ヘビー級王座挑戦の)があるから頑張ってくれ。UEのメンバー、みんなありがとう。これはさよならじゃない、また会おう。どうもありがとうございました」と最後は日本語を交えてあいさつ。ファンに愛された外国人レスラーが、また一人セルリアンブルーのマットを去った。













