新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀(45)が、次期挑戦者の〝資格〟に疑問符を投げかけた。

 後藤は5月4日福岡国際センター大会でカラム・ニューマンとのV5戦に臨む。この日の大会ではエル・デスペラード&田口隆祐と組んでカラム&テンプラリオ&ジェイコブ・オースティン・ヤングと6人タッグ戦で激突した。

 カラムの卓越したスピードに苦戦を強いられた後藤だったが、裏GTRを決めて応戦。試合終盤にはヤングに強烈なラリアートを打ち込んで、田口の勝利をアシストした。

カラム・ニューマン(右)を攻める後藤洋央紀
カラム・ニューマン(右)を攻める後藤洋央紀

 カラムは昨年のG1クライマックスで史上2番目の若さで出場を果たすなど「ユナイテッド・エンパイア」が誇るホープなのは間違いない。しかしシングルタイトルの挑戦歴もなければ、春の「NEW JAPAN CUP」では1回戦で敗退するなどシングル戦線での実績不足は否めず挑戦決定後は否定的な意見も見られている。

 それだけに後藤は「カラム・ニューマン…チャンピオンとして決まった以上はもちろん受けて立つ。だがいまだに彼のシングルの実績で最高峰のベルトに挑戦するのは、これでよかったのかなって。自問自答してる部分もありますよ。それは俺だけじゃない、ファンの皆さんもたぶん同じだと思う」と複雑な心境を告白。「タイトルマッチまでのこのシリーズ、お前の手で、この俺に、そしてファンに認めさせてみろよ」と王者の余裕をのぞかせていた。