まれに見るグダグダ会見だ。DDTと新日本プロレスは17日、都内で会見を開き、6月9日に東京・後楽園ホールでスーパー・ササダンゴ・マシン(47=DDT)と矢野通(46=新日本)が争う両団体の史上初となる一面対抗戦を行うことを発表。だが、詳細の多くが決まっておらず、会見の場で双方の主張が平行線をたどり、司会から「すり合わせをしてから会見をしていただきたい」とたしなめられる見切り発車ぶりを露呈した。
会見では、一面対抗戦について、団体同士が威信をかけて争う全面対抗戦ではなく、一個人が部分的局所的に争う、一対一のワンマッチの完全決着戦で勝敗を決するものであると説明。昨年6月に矢野がササダンゴに勝利して以来の一騎打ちで争われることになった。中継番組はDDTの母体サイバーファイトが運営するレッスルユニバースと新日本が運営する新日本プロレスワールドがそれぞれ別に制作してペイパービュー配信する。
両雄はともに相手の頭脳を評価し合いながら意気込みを示したが、どちらの団体のリングを使用するかで双方の主張が平行線をたどり、「DDTプロレス×新日本プロレス一面対抗戦」とDDTが先に表記されていることに質問が飛ぶと会見は紛糾。新日本陣営が団体の歴史の長さや矢野がササダンゴより先にデビューしたことなどを理由に表記を先にすることを主張すると、DDTはこの大会を運営し、実はササダンゴが練習生時に矢野より先にデビューしていたことなどを理由に譲らなかった。
このグダグダぶりには司会の村田晴郎アナウンサーも黙ってはいられず、「企業と企業同士、ちゃんとすり合わせをした上で会見を開いていただきたい。ここでもめるのは困ります」と両陣営をたしなめるほど。この場では結論が出ず、大会名は双方がそれぞれ公式アカウントを立ち上げ、自団体名を先に表記することになった。
完全決着戦以外の詳細は未定のルールを決めるミーティングの開催でも対立。DDTはプロデュースしている東京・歌舞伎町のスポーツバー「ドロップキック」、新日本は矢野が経営する東京・水道橋「EBRIETAS」での開催を主張し合い、最終的に両店をはしごする形で行うことになった。
試合では白黒をつけてほしい。











