新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」29日新潟大会のBブロック最終公式戦で、MAO(28=DDT)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のSHO(35)から6勝目を挙げた。
先入場のSHOが花道を歩いているところを背後からドラマティック・ドリーム号でひいたMAOは、その後も大立ち回り。SHOを会場外へと連れ出すと、何とハイエースでひくという驚愕の暴挙に出た。いかに試合開始のゴング前とはいえ、BOSJ公式戦でこれが反則にならないのもすごい話だ…。
気が済んだMAOがSHOを台車に乗せてリングに運び、ようやく試合開始のゴングが鳴らされる。H.O.Tの成田蓮と高橋裕二郎の介入によって反撃を許すと、ディックキラー、大阪臨海アッパーと得意技を決めるたびに敵軍セコンドに邪魔をされてしまう。
セコンドについたKANON、須見和馬の助太刀によって再び優勢となったものの、H.O.Tからは金丸義信も加勢。ウイスキーミストのアシストからSHOのクロスアームパイルドライバーでマットに突き刺された。
それでもMAOはトーチャーツールをロケットパンチで迎撃すると、金丸のウイスキーミスト誤爆を誘発。ロケットパンチからの居合キックで形勢逆転に成功すると、最後はファイヤーバードスプラッシュで圧殺してみせた。
最後の最後まで破天荒なスタイルを貫き特大のインパクトを残したMAOだったが、直後の試合でエル・デスペラードも3敗を死守。直接対決で敗れているため、この時点でブロック敗退が決定となった。「1位(タイ)は1位なんだけど…終わりました。もし代々木のメインイベントで場外カウントが20入って両リン(両者リングアウト)で終わってたら俺は13点とってBブロック優勝してたんだよ」とエデスペラードとの公式戦を振り返りつつ「でも俺はそれでよかったとは思わない。あれで終わらなかったからDDTのMAOとして代々木のメインイベントでエル・デスペラードと殴り合うことができた」と胸を張った。
「最後までDDTを背負って戦い抜いて、1位で終わることができた。ハッキリ言ってやり切りました。BOSJでこんなにもDDTスタイルでやり切ったのは後にも先にもMAOしかいないでしょう。また帰って来たいです。そうだな…もうちょっと四角くなったころかな」。MAOが再びBOSJの舞台に戻ってくるのは、いつになるのか――。












