メッツのブランドン・ニモ外野手(32)が見せた走塁を巡り、波紋が広がっている。
塁上が大混乱に陥ったのは、27日(日本時間28日)に本拠地ニューヨークで行われたホワイトソックス戦。初回一死一塁の攻撃で一塁走者だったニモは、次打者・ソトの右中間への打球を相手中堅手にノーバウンドで捕球されたと思い込み、二、三塁間から慌てて一塁に駆け戻った。だが、実際にはダイビングキャッチしようとした直前にワンバウンドしていた。
一塁ベースを回っていたソトは帰塁するニモをよけて走路から外れ、ニモを追い越す形となってラインアウト。確かにバウンドしたかどうかの判別はつきづらい打球だったが、一塁塁審は両手を横に広げてフェアと判定し、三塁コーチも全速力で戻り始めたニモに進塁するように指示していた。
試合には逆転勝利したが、地元紙「ニューヨークポスト」はニモの走塁判断を取り上げ「ブランドン・ニモ、奇妙な走塁ミスを観客のせいに」と報じた。それによればフェアかどうかの判断にニモは「(審判を)よく見ていない」、三塁コーチについても「彼は『ああ、クソッ』という感じだった」と話したという。そしてソトがアウトになったと勘違いした理由は「観客の歓声が聞こえた瞬間、僕は最初の直感に従った」と説明した。
また、今後については「あまり積極的にならないようにすることかな。もう少しプレーを見ること。たぶん、それが解決策だと思う」。同紙は「ニモは『全体の状況』、特に観客の反応を見て進塁するか帰塁するかを決めているそうだ」「ニモはさらに傷を負うかもしれない」と伝えている。












