ツキまでないのか…。メッツのフアン・ソト外野手(26)が27日(日本時間28日)のホワイトソックス戦に「3番・右翼」で先発出場し、4打数無安打に終わった。試合には6―4で逆転勝ちしたが、味方の大暴走によって安打が幻となる不運に見舞われた。
ソトは初回一死一塁で迎えた第1打席で右中間へライナー性の打球を放ち、ダイビングキャッチを試みた相手中堅手がワンバウンドでグラブに収めた。一瞬見ただけでは打球がグラウンドに落ちたのか、直接グラブに入ったのかを判別するのは難しい当たりだったが、一塁塁審はフェア(安打)のジェスチャー。ところが、一塁走者のブランドン・ニモ外野手(32)は何を思ったのか、審判のジャッジも三塁コーチの「回れ」との指示も全く見ておらず、なぜか二、三塁間から一塁へ大逆走…。一塁を回ってニモと鉢合わせしそうになったソトは走路を外れた上にタッチされ、一塁に戻ってきたニモだけが塁上に生き残った。
一塁ベンチにいた千賀らもポカ~ンとあっけに取られた表情を浮かべた中、この回4点を挙げて逆転したが、このカオスな状況は米メディアにも大きく取り上げられた。「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「一連のプレーはソトよりもニモの責任が大きかった」と断罪。専門誌「スポーツイラストレイテッド」は「走塁ミスでソトは一塁へ354フィート(約107・9メートル)のラインアウト」などと報じられた。
また、「スコアリング・チェンジズ」は「ニモが一塁に残ったためルール上、シングルヒットにはならない。ソトは354フィートのボールを打ったにもかかわらずアウトになった。信じられない…。当初シングルヒットと判定されたが、試合中に訂正された」とソトの不運ぶりを伝えた。
ソトは15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の超高給取りには物足りない打率2割2分8厘、8本塁打、25打点の成績で連日バッシングされ、怠慢走塁でも猛批判を浴びたばかり。1安打と4タコでは雲泥の差だが、この日は運にも見放されてしまった。











