史上最高額男への批判が鳴りやまない。韓国メディア「朝鮮ビズ」が報じたところによれば、プロスポーツ史上最高額でメッツへ今季から移籍したフアン・ソト外野手(27)の迷走ぶりが同国国内でも注視されているという。
昨オフにソトはヤンキースからの16年総額7億6000万ドル(約1093億5500万円)の残留オファーを断り、家族の説得を受けてドジャース・大谷翔平投手(30)の契約内容をしのぐ15年総額7億6500万ドル(約1100億8700万円)でメッツへ移籍。メッツ側から家族向けに用意された高級スイートルームの待遇などが決め手になったといい、ソト本人も「コーエンオーナーの気配りに感銘を受けた」と語っていたと複数の米メディアによって報じられている。
そんな鳴り物入りでメッツへ加入したソトだが、今季の成績は目を覆いたくなるほどに低調だ。ここまで53試合に出場し、打率2割3分3厘、8本塁打、25打点、OPS.770と、26日(日本時間27日)時点でキャリアワーストの数字を並べている。最高年俸に見合う内容とは言い難く、プレー内容でも批判が相次いでいる。
5月19日(同20日)には敵地レッドソックス戦での怠慢走塁が物議を醸し、グリーンモンスターにはじかれた打球を二塁打にできず単打で終わる場面があった。ソトは「かなり速く走ったつもり」と釈明したが、逆にこれが「開き直り」と批判が過熱した。
韓国メディアはソトの迷走ぶりに加えて「ヤンキースにとって、ソトを逃したことがむしろ戦力強化につながった」と指摘。実際、ヤンキースはソト残留に充てる予定だった資金でブレーブスからFAとなった左腕マックス・フリード投手(31)と8年総額2億1800万ドルで契約。コディ・ベリンジャー外野手(29)もトレードで獲得し、戦力は格段に厚くなった。
フリードはここまで11試合で7勝0敗、防御率1・29と圧巻の成績を残し、AL東地区首位に立つチームの原動力になっている。ベリンジャーも47試合で打率2割6分1厘、8本塁打、OPS.800と皮肉にもソト以上の高成績を残し、安定した活躍を見せている。
〝家族の説得〟で進路を変えたソトに対し、韓国メディアは「最高額契約の1年目にして失敗のらく印を押されかねない」と厳しい視線を送り続けている。











