セ首位を走る阪神は13日のDeNA戦(新潟)を1―1でドロー。2位・巨人が広島に敗れたため、ゲーム差は「2」に広がった。
「自分たちにとっては価値がある引き分けだった」。試合後の藤川球児監督(44)は充実の表情で4時間8分のロングゲームを振り返った。この日の〝ヒーロー〟は9回二死からプロ1号となる同点弾をマークした高卒5年目の若虎・高寺と、タイトなロースコアの接戦を最後まで崩さなかった計6人の出場投手たちだ。
先発・才木は7回を投げ4安打1失点。勝ち星にこそ恵まれなかったが、スターターとしての責務を果たすクオリティーピッチで相手先発左腕・ケイとの投げ合いの中、踏ん張り切った。8回以降は桐敷→石井→及川→岩崎→湯浅ら5人の中継ぎ勢が無失点リレー。指揮官が「チームの心臓」とたたえる自慢の切り札たちが、この日もしっかりと仕事をした。
この日登板した5人の中継ぎ投手のうち桐敷、石井、及川、湯浅ら4人はいまだに防御率が0点台。伝説のリリーフユニット「JFK」の誕生から20年たった今も、虎のブルペン陣はチーム最大のストロングポイントだ。
「途中から出た選手も含め、自分が何とかゲームをキープさせるという必死な姿を見せてくれた」と後輩たちを称賛した元火の玉守護神こと〝F〟は「新潟はおいしいものが多いですね。『イタリアン』ってのを食べたんですよ。焼きそばの上にミートソースがかかっているB級グルメなんです。それからやっぱり米がうまいですね、本当に。今夜も出かけることができそうなので、よかったです」と上機嫌で語り、球場を後にした。












