ドジャースのマックス・マンシー内野手(34)がもがき苦しんでいる。2日(日本時間3日)現在、打率1割9分4厘、1本塁打、5打点。凡退すると本拠地のファンからもブーイングを浴びている。そんな絶不調男が乱視用の度付き眼鏡を試合でかけ始めた。マンシーは地元紙「ロサンゼルス・タイムス」に「少しでも助けになるものがあれば、試してみます」とスランプ克服のため、わらにもすがる思いで飛びついたと明かした。

 すると〝眼鏡初戦〟となった4月30日(同5月1日)のマーリンズ戦では今季初本塁打をマーク。〝眼鏡効果〟と思われたが、山本由伸投手(26)が4勝目を挙げたこの日のブレーブス戦は3打数無安打2三振に終わり、劇的な変化はまだ現れていない。ただ、もともとマンシーは右目1・2、左目2・0と視力はいいが、右目に乱視があり、左打ちで打席では右目を前に出すポジションであることを考えると眼鏡を試してみる価値があると判断。今後も使い続ける意向だ。

 ドジャースではキケ・ヘルナンデス内野手(34)が昨シーズン中に右目の乱視が見つかり、眼鏡を使用。オールスターブレークまで打率は1割台に低迷していたが、最後の55試合で2割7分4厘、7本塁打と持ち直し、ポストシーズンでも活躍してチームの世界一に貢献した。E・ヘルナンデスは〝眼鏡の先輩〟として「奥行き感覚が本当に正常になったと実感するまで1、2週間かかった。失敗を恐れてはいけない」とマンシーにアドバイスを送った。

 眼鏡に徐々に慣れてきたというマンシーは「スイングはどんどん良くなってきているように感じます。まだ改善すべき点がいくつかあります。特定の状況ではもっと良くならなければなりません。まだ発展途上です。でも…とにかくボールを前に飛ばすことに集中しています」。一気に視界が広がるか、注目だ。