ドジャースの大谷翔平投手(30)は30日(日本時間1日)に本拠地ロサンゼルスでのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、8回に5試合連続安打となる三塁打を中越えに放ち、4打数1安打、3得点1盗塁だった。打率2割8分7厘。チームの5連勝に足で貢献した。

 最後にやっと快音が響いた。9―3の8回先頭でマウンドは6番手の新人右腕アリアス。カウント1―1からの3球目、外角低めのスライダーをバットの先で捉えて振り抜いた。角度24度、打球速度101.5マイル(約163.3キロ)の弾丸ライナーは中堅後方へ一直線に伸びたが、フェンスを直撃。飛距離399フィート(約121.6メートル)ともうひと伸びだった。大谷は一気に三塁を陥れた。前日の初回に放ったパパ1号からの2試合連発はならなかった。 

 先発クワントリルと対戦した初回先頭は外角のフォーシームをミスショットで遊飛。4回二死一塁は2番手の左腕ベネジアーノの内角のフォーシームを打ち損じた三飛に倒れた。5打席目の三塁打もそうだが、芯で捉えていれば確実に柵越えだったろう。

 一方、足は絶好調。3回に投ゴロを打って併殺崩れで出塁するとベッツの初球に今季9盗塁目となる二盗に成功した。これで3試合連続、直近5試合で4盗塁をマークした。

 今季はこの試合を含めて29試合で7本塁打。産休制度の「父親リスト」から復帰後、7試合ノーアーチだったことから不振と思われがちだが、そんなことはない。44本塁打でア・リーグ本塁打王に輝いた2023年は3、4月28試合で7本塁打、自己最多の54本でナ・リーグの本塁打王を獲得した昨季は3、4月32試合で7本、つまり通常運転。むしろ、3年連続ホームランキングへ吉兆だ。心配は無用。アーチ量産は近い。