ドジャースの大谷翔平投手(30)は29日(日本時間30日)に本拠地ロサンゼルスでのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に8試合ぶりの一発となる7号ソロを放ち、4打数1安打1打点、2得点1盗塁だった。打率2割8分8厘。チームはブルペンデーを15―2で大勝し、ナ・リーグ西地区で6日(同7日)以来の単独首位に立った。

 ドジャー・スタジアムが1球目で大歓声に包まれた。1点を先制された初回先頭だ。サイヤング賞を受賞した右腕アルカンタラの初球、内角低めの95・5マイル(約153・7キロ)のシンカーを完璧に振り抜いた。角度23度、今季自己最速の打球速度114・1マイル(約183・6キロ)の弾丸ライナーはあっという間に右翼フェンスを越えた。

 長女誕生後8試合目でのうれしいパパ初アーチは今季2本目、通算14本目の先頭打者弾だ。初球を打ったのは2度目。飛距離394フィート(約120メートル)だった。

 産休制度の「父親リスト」から復帰後、7試合ノーアーチだった。角度が付かずに心配されたが、3・4月の本塁打7本は30日(同1日)の1試合を残して本塁打王に輝いた23、24年と同じペース。3年連続キングへ向けて吉兆だ。

 2回一死無走者は四球で出塁すると二死後、フリーマンの初球に今季8個目の盗塁となる二盗に成功した。本塁打と盗塁を1試合で記録したのは今季初。昨年は史上最多の16試合でマークしている。

 3回一死一、三塁は空振り三振。5回二死無走者は2番手の右腕フィリップスに打球速度108マイル(約173・8キロ)の二ゴロ。7回先頭は3番手の右腕ソリアーノに見逃し三振だった。

 3打席目以降はファンを熱狂させることはできなかったが、打球速度は速くなっている。全開は近い。