鳥肌ものの一撃で逆転勝利! 広島は30日の巨人戦(東京ドーム)に3―2で競り勝った。4番・坂倉将吾(27)の〝攻めのひと振り〟が9カードぶりの勝ち越しに導いた。

 2点を追った8回だった。二死一、二塁からGの4番手・ルシアーノの150キロを右翼席へ運ぶ、起死回生の逆転3号3ラン。カウント3ボールからの狙い打ちに坂倉も「振ると決めていました。強く振り抜けたので良かった」とニッコリ。終盤の劇的な一打に新井貴浩監督(49)も「いや~鳥肌が立った。なかなか3ボールから振れない。ああいうケースで」と手放しで褒めたたえた。

 打線は7回表までわずか1安打。2点を追いかける展開だっただけに、試合後の鯉将は「逆転勝ちということで、また明日、ホームに帰っていい戦いがしたい」と目線を上げた。開幕月の3・4月は投打の歯車がかみ合わず、9勝15敗1分けの5位。鯉のぼりの季節となる5月からの上位浮上を見据えていた。