巨人が30日の広島戦(東京ドーム)に2―3で敗戦。勝利ムードから一転、「8回の悪夢」に襲われた。

 思わぬ誤算となった。先発のウィットリーは足をつるアクシデントに見舞われながらも6回無安打無失点とゲームメーク。打線も2回に増田陸の内野ゴロの間に1点を先制すると、7回にも増田陸から2号ソロが飛び出し2点リードした。

 このまま逃げ切るかに思えた8回。大勢のコンディション不良により、開幕からここまで8試合連続無失点と好調をキープしていたルシアーノが代役でマウンドに上がったが、2つのストレートの四球から二死一、二塁とこの日最大のピンチを招くと、最後は坂倉に痛恨の逆転3ランを被弾…。最終盤の「1点」は重く、悔しい敗戦となった。

 阿部慎之助監督(47)は背信投球となったルシアーノを「重圧がかかるところで行かせてるこっちの責任なんで」とかばうと、大勢のコンディションについては「今日はいけないって判断したので」と明かした。

 前日29日からコンディション不良を訴えていた大勢だったが、一夜明けたこの日も登録抹消はせず、ベンチ入り。指揮官は「思ったよりも今日の状態が良かったので。一応、抹消はしないっていう方向で決めました」と決断の理由を説明すると「(5月1日からの)タイガース戦もちょっとどうかなっていうところなんで。様子見ですかね」と次カード・阪神戦(甲子園)での起用については引き続き状態を見て判断する方針を明かした。