巨人の大勢投手(25)が27日の阪神戦(甲子園)で三者凡退の圧巻の投球を見せ、勝利投手となった。

 1―1の同点だった8回から5番手で登板。先頭の4番・佐藤輝を二ゴロ、大山を見逃し三振、前川を空振り三振に仕留めた。「引き締まった試合だったので、流れを持ってこられるようなピッチングをしたいと思っていた」と振り返った。

 その直後、9回の攻撃で先頭のキャベッジが左翼線への二塁打で出塁すると、一死三塁から代打・岸田が左前適時打を放って勝ち越しを決め、これが決勝点となった。9回は守護神のマルティネスが一死三塁のピンチを招きながらも後続を抑えて今季8セーブ目を挙げ、大勢には今季2勝目が転がり込んだ。

 チームは2―1と敵地で接戦を制し、開幕からの阪神戦の連敗を「5」でストップ。勝利に貢献した4年目右腕は「回またぎも? 白黒つくまで最後まで投げたろかなって気持ちはありましたけど。ウソです」とニヤリ。

 続けて「自分が『行け!』って言われたら行くだけなので。準備はしていました。キャベッジが打ってくれて、萩尾がしっかり(送り)バントを決めてくれて、岸田さんが打ってくれたので、よかったです」と喜んだ。

 杉内投手チーフコーチは「大勢は今日、また(イニングを)またがせようかって話をしてたので。8球しか投げていないし」と、その可能性があったことを示唆した。