ドジャースが米スポーツビジネス界で最強チームの座に就いたと話題だ。米スポーツビジネス専門誌「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」が20日(同21日)にニューヨークで「2026スポーツ・ビジネス・アワード」を開催。ドジャースは最高賞の「スポーツチーム・オブ・ザ・イヤー」に選出されたほか、球団オーナーのマーク・ウォルター氏が「エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。さらにドジャースとブルージェイズが激突した昨季ワールドシリーズも「スポーツイベント・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

 同誌は、ドジャースについて「ワールドシリーズ連覇だけでなく、ビジネス面でも巨大帝国を築いた」と評価。昨季はドジャー・スタジアム改修効果もあり、観客動員数が球団史上初めて400万人を突破した。観客数が400万人を超えたのはMLBでも2008年以来だ。またスポンサー収入は2億ドル(約318億円)超えが見込まれ、前年比17%増。スポンサー76社のうち20社が日本企業で、日本でのワールドシリーズ平均視聴者数も過去最高の1210万人を記録したという。

 表彰式では、球団CEOのスタン・カステン氏が「ここに立てているのは、本当に多くの人たちのおかげ」とスピーチ。「方向性、資源、そして計画を実行する時間を与えてくれるマーク•ウォルターらオーナー陣から始まり、野球部門の何百人ものスタッフ、ビジネス部門の何千人もの従業員、そしてロサンゼルスだけでなく、全米、さらに世界中に広がる何百万人ものドジャースファンに感謝したい」と語った。

「イベント・オブ・ザ・イヤー」を受賞したワールドシリーズについて、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは「最も重要だったのは国際的な広がりだ。米国対カナダという対決がこのシリーズを特別なものにした」と語った。大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)、ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(27)ら国際的スターの活躍もあり、第7戦は5100万人が視聴。視聴者層の若返りも進み、17歳以下が前年比11%増加したという。

 世界的人気を誇るスーパースター軍団はグラウンド内だけでなく、ビジネス面でも新時代を切り開いている。