新日本プロレスの鷹木信悟(42)が、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の内藤哲也(42)とBUSHI(42)の電撃退団を受けて複雑な胸中を明かした。2018年10月にLIJに加入した鷹木にとって、アニマル浜口ジム時代から互いをよく知る内藤は特別な存在。団体の垣根を越え結成された「昭和57年会」の、内藤と飯伏幸太(42)が去った新日本マットに何を思うのか――。

 プロレス界に衝撃を与えた団体の生え抜き看板選手・内藤の電撃退団。この件に関して、LIJのメンバーは昨年末から何度も話し合ってきたことが当事者たちの口から明かされている。

 鷹木は「辞める辞める言ってたが、なんやかんや契約すると思ってたから、発表直前に連絡が来た時は第一声で『マジか!』って驚いた。BUSHIも新日本に来るに当たって一番コミュニケーション取ってたヤツだし、寂しさはある」と振り返る。

 それでも「これはこれで面白くなるだろうなって感覚だったよね。どこかでずっと、このままのLIJでいいのかなって思いもあったので。イレギュラーを起こすのも、我々プロレスラーの役目だと思ってるし」と前を向いた。

 しかし、同い年の盟友にしてライバルだった内藤がいなくなる寂しさは、やはり拭えない。「俺は本当に内藤と飯伏を追いかけて新日本に来たっていうのがあるから。その2人がいなくなってしまうのは、心にぽっかり穴があく感じがあるよね。ジェフ・コブも含め、同世代の人間がいなくなっていくわけだし」と23年1月の飯伏に続き、内藤までもが新日本を去ることに表情を曇らせた。

 鷹木は2018年10月にドラゴンゲートを退団し、長期欠場中だった高橋ヒロムの穴を埋める格好でLIJに加入。ユニットの今後の方針については未定だが「もともと俺はLIJの助っ人として来たのに、もしかしたらLIJもなくなってしまうと思うと、俺の存在意義って何なんだろうなって思ってしまうよね。本当の居場所はどこなんだろうと…」と、ハツラツが売りの男が珍しく意気消沈する様子を見せた。

 もちろん、いつまでも後ろばかり向いてはいられない。内藤とBUSHIと回る最後のシリーズでは、3日福岡国際センター大会で海野翔太とのシングルマッチも控えている。

「キツイこと言わせてもらうと、本来なら若い彼らが頑張ってもらわないとっていう話かもしれないけど、海野がトップになるようだったら新日本はさらに迷走するだろうね。だって彼自身が迷走してるんだから。おっさんはおっさんで、まだまだ存在感を残すつもりだよ。それをリング上で証明するしかない。それにしても何であんな性格になったんだろうな…親の顔が見てみたい。本当にレッドカードだよ」と辛らつな言葉を連発し、必勝を誓っていた。