新日本プロレス19日の後楽園ホール大会で、IWGP・GLOBALヘビー級王者・辻陽太(31)が新世代に緊急号令だ。

 辻は5月4日福岡大会で同期のライバル・上村優也とのV4戦に臨む。シリーズ開幕戦となったこの日は「ロス・インゴベルナブレス」の内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIと組み、上村&海野翔太&タイチ&YOSHI―HASHI&TAKAみちのくと、イリミネーションマッチで激突。激しいエプロンでの攻防の末、上村と同時にオーバー・ザ・トップロープで失格となったが、チームは内藤の一人残しで勝利を収めた。

勝ち名乗りを受けるロス・インゴの5人
勝ち名乗りを受けるロス・インゴの5人

 16日に内藤とBUSHIの退団が発表され、ユニットの今後に注目が集まっている。辻は「俺たちが何のためにプロレスをしているのか。それは俺の主張を通すためであり、俺の正義を貫くためだ。同じチームだとしても、その主義主張が違うこと、俺は間違っているとは思わない。あくまでも俺たちは〝制御不能なヤツら〟だから。どんな道を歩くにせよ、心の中で自分の思い描いたその芯をブラさず、持って歩けば俺はそれでいいと思う」と、違う道を選んだ2人の思いを尊重した。

 昨年のオカダ・カズチカに続き内藤と、団体の看板選手が続々と去ったことで、新日本マットが時代の転換点を迎えていることは間違いない。

「上村だけじゃない、海野、鷹木さんだけ見てるなよ? 対戦相手にIWGPを持っているヤツがいるんだよ。オーカーン(グレート―O―カーン)、解説席でうかうかしゃべってんじゃねえぞ。大岩(陵平)、ゲイブ(キッド)、お前ら分かってるよな? 俺たちがやんなきゃいけねえんだよ。改めて、ここでみんな自覚を持ってくれ。俺たちが新日本プロレスを引っ張るんだ」と、新世代と呼ばれるレスラーたちの名前を挙げながら決意を表明していた。