巨人・阿部慎之助監督(46)が3―12で敗れた11日の広島戦(マツダ)後、この日先発して4回途中10失点KOに終わったエース・戸郷翔征投手(25)について言及した。

 初勝利をかけて今季3度目の先発マウンドに上がった戸郷だったが、この日も振るわず。2回の攻撃で味方打線に1点の先制点をもらった直後、菊池の2点適時二塁打などから3点を奪われて逆転を許すと、4回には打者12人の猛攻を受け、一挙7失点。イニング途中ながら計10失点の内容に、阿部監督も重い腰を上げ、二死一、二塁と走者を残したまま降板を決めた。

 指揮官は試合後、連打を浴びながらも戸郷の続投を決めた理由についてに「やっぱり開幕任せてる投手だし。しっかり責任を果たしてほしかったので、続投させました。今日投げっぷりは良かったかなと思ったんですけど、結果が伴わなかったですね」と説明。

 さらには「(ファームで再調整)する予定。示しつかないし。こういう壁にぶち当たるって初めてだと思うし。そこをなんとか乗り越えて。絶対的な投手陣のリーダーとして、僕は開幕に選んだつもりなので。いい勉強になると思いますよ」と二軍降格を明言した。

 試合中に行った円陣では、ナインに対して「戸郷は打たれちゃったんだけど、僕が代えなかったりっていうね。そういうことがあったので、僕のミスはしっかり選手に伝えて、あとは自分の打席を大事にしてくれって言いました」と自らの意思を伝え、謝罪したという。最後まで敵地で声援を送ってくれたファンに向けては「年間でこんな試合が多くあっちゃいけないんだけど、こういう試合でも最後まで応援してくださっているファンも(いたし)、ほとんど帰ってなかったし、そこは本当にありがたいなと思って…。そういうファンの期待に応えられるように、明日切り替えてやります」と思いを明かした。