一筋の光明となるか――。巨人・戸郷翔征投手(25)が日米通算198勝を誇る田中将大投手(36)からアドバイスを受け、思わず目からうろこが落ちた。

 7日にジャイアンツ球場での投手練習に参加。前回4日の阪神戦(東京ドーム)では3回7安打3失点KOされて今季初黒星。ヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)でも5回4失点を喫した。ここまで今季2試合に登板して防御率5・63と、2年連続で開幕投手を任されたGのエースが打ち込まれている。

 練習後、その要因について「ストレートに対して僕の疑問がすごくあった。なんであんなに打たれるんだろう。今までだったらファウルだったりフライになっていたのが、ゴロになってヒットになっていうのがすごく多かった」と吐露した。

 この日、一緒に練習を行った田中将から戸郷は「僕から言ったわけじゃないけど将大さんから『こうなってんじゃない?』『こういう時は俺もなってたから、こう戻してみたら?』って話をされて、すごくいい発見ができて、すごい良くなった。今日、来るまではあまりいい気持ちじゃなかったので、その投げた感覚で笑顔になれました」とニッコリ。

 そのアドバイスは「単純にボールの中心をしっかり握る」――。カットボール習得の弊害で、田中将が自身の経験をもとにしたもの。「ズレていて外めになっていたので、そうなると回転の効率も落ちる。きれいな真っすぐは絶対にいかない。本当にいいものになった」とベテラン右腕の金言に感謝した。

 その上で「将大さんに聞けて良かった。本当に助かりました。すごい次の試合が楽しみになった。安心はできないけど、次の試合結果で示せたら」と腕をぶした。