DeNAがトンネルに入りかけている。5日の広島戦(マツダ)は延長11回の末、7―8でサヨナラ負け。大きなショックの残る敗戦で、今季初の2連敗となった。
敗因を挙げたら数え切れない。だが、最大の誤算は開幕戦のマウンドにも立ったエース・東克樹投手(29)だろう。今季2戦目の先発登板で必勝を期したが、8回途中まで111球を投じながらもまさかの7安打6失点(自責2)となった。
初回は上々の滑り出しだった。先頭・梶原が8試合連続安打で出塁し、1死から佐野が内野安打でつなぐと、4番・オースティンがセンターの頭上を越える適時二塁打で2点を先制。東がその裏を三者凡退に抑え、波に乗るかと思われた。
ところが、前半で早くも東が赤ヘル打線につかまる。2回の先頭・堂林に中前二塁打を打たれ、中堅・梶原の送球を二塁・牧が捕り損ねて堂林に三進を許す(牧の失策)。ここで一死から末包、菊池に連続タイムリーを浴び、たちまち同点に。
4回には二死無走者からファビアンの凡ゴロを、今度は遊撃・森敬が一塁悪送球の失策。続く末包には2ランを食らい、2―4と逆転された。8回には三塁の名手・宮崎が1イニング2失策。うち2個目がタイムリーエラーとなって、2点を追加されてしまう。
しかし、直後の9回にDeNAが一挙5得点で逆転するのだから、まったく野球はわからない。先頭オースティンが広島の守護神・栗林から四球を選ぶと、宮崎、蝦名が連続安打でつないで無死満塁に。ここから山本の右翼線への2点適時打で追い上げ、牧の押し出し四球で同点。さらに佐野の適時二塁打で2点を取り、土壇場で逆転に成功した。
ところが、直後の9回裏に〝急造守護神〟入江が死球がらみで一死二、三塁とされ、矢野の二ゴロの間に三走の生還を許し、再び試合を振り出しに戻されてしまう。最後は延長11回、〝元守護神〟山崎が初球を代打・田村に痛打され、あっさりとサヨナラ本塁打を浴びて一巻の終わりとなった。
それでも試合後の三浦監督は「エラーをしようと思ってエラーをする選手はいない」と選手をかばい、こう続けた。
「東も、守備のミスが出ても、我慢しながら粘り強く投げていた。最後に(いったん逆転した)ああいう粘りの攻撃ができたのもよかったです」
その粘りを次につなげてもらいたい。












