東京女子プロレス春のビッグマッチ「GRAND PRINCESS '25」(16日、大田区総合体育館)で「享楽共鳴」こと中島翔子(33)、ハイパーミサヲ組が山下実優(29)、伊藤麻希(29)組を破りプリンセスタッグ王座奪取に成功した。

 試合は、序盤から4人の個性的なファイトスタイルが交錯する大混戦となる。そんな中、挑戦者組は先に王者組に流れをつかまれ、徐々に苦しい展開を強いられた。2人の戦力を分断され、王者組の巧みな連係でダメージを蓄積させられる。

 終盤にはミサヲのマスクが外れ素顔があらわになるほどの猛攻を山下から受けたが、これを耐え抜くとヴァニタス(変型フェースバスター)で叩きつけてから、チキンウウイングフェースロックで捕獲。脱出を試みる山下を執念で締めあげて意識を遠のかせると、最後はハイパミリターンズで叩きつけて3カウントを奪った。

山下実優を攻める中島翔子(左)とハイパーミサヲ(右)
山下実優を攻める中島翔子(左)とハイパーミサヲ(右)

 試合後、2人は「うれしい。夢を見てるみたい」(中島)、「夢みたいだ。取った。うれしい…」(ミサヲ)と歓喜だ。昨年、ケガで戦線離脱を余儀なくされるなど苦しんだミサヲは「中島さんが待っていてくれたから、今日ベルトを取るっていう未来にたどり着いたよ」と感慨深げ。中島はこれにうなずくと「ミサヲと、型破りな防衛戦を続けていきたいと思います!」と意気込んだ。