ブルージェイズはウラジーミル・ゲレロ内野手(25)との契約延長交渉がまとめられず、袋叩きにされている。

 2021年にはア・リーグ本塁打王(48発)に輝き、昨季も159試合に出場して打率3割2分3厘、30本塁打、103打点。年俸2850万ドル(約45億円)で合意し、年俸調停こそ回避したものの来季以降の延長交渉は難航を極めた。大谷やソトが相次いで超高額の大型契約を結んだことを受け、ゲレロも高額な契約を求めたとされている。

 ただ、米メディア「エッセンシャリースポーツ」は球団側の対応を糾弾。25日(日本時間26日)に「ブルージェイズは迷いの芸術をマスターし、優柔不断をイチかバチかのスポーツに変えた。ゲレロのFAが近づいている中、彼と契約するわけでもトレードするわけでもなく、彼らはオプションC、つまり何もしないことを選択した」と痛烈に皮肉った。

 交渉が長期化し、妥協点が見つからなかった結果、ゲレロは来オフにFAとなることが不可避となった。「これはまさにエンゼルスが大谷翔平に対して行ったことだ。エンゼルスは彼を巨額でトレードすることも引き留めることもできた。しかし、彼ら見返りを得るために長く待ちすぎた」「ブルージェイズには何度も決断を下すチャンスがあったが、いずれも逃してしまった。彼らに(ゲレロと再契約できる)黄金のチケットはない」とバッサリ斬り捨てた。

 事態を打開する策はあるのか…。同メディアは「ブルージェイズは彼の時間を無駄にしたことを謝罪し、契約に同意するべきだと思いませんか?」と問いかけ「早く行動しなければゲレロは去るだろう。そして後悔とドラフト指名権だけが残ることになるかもしれない。ちゅうちょする習慣を見直すか、才能をタダで失う別のマスタークラスに備えるかだ」とどこまでも辛らつだった。

 ゲレロにはレッドソックスが強い関心を示しているとされるが…。シーズン開幕前から荒れ模様だ。