広島は2日のヤクルト戦(マツダ)に2―1で快勝。終盤の適時打2本で決着をつけたが、投の主役は先発左腕・床田寛樹投手(29)だ。

 本拠地開幕戦でもあったマウンドで、9奪三振と燕打線を制圧した。「全体的に良かったかな」と、140キロ後半の直球、宝刀のツーシーム、スライダーが要所で冴えわたった。

 初回に敵の4番・村上からスライダーで空振り三振に切ると、前後を打つオスナ、サンタナの両助っ人も封じ、クリーンアップだけで6奪三振。「最後だけ9個やったんで、あと1個ぐらい取っておきたい」と4者連続三振で迎えた7回二死の長岡に対しては〝色気〟もあったが、最後はフルカウントから「四球だけは(ダメ)」と空振り狙いではなく、打たせて一ゴロに。7回115球で4安打無失点と文句なしの力投だった。

 今季初勝利こそ持ち越しとなった、試合後の新井監督も「まずは床だよね、本当に期待通りのナイスピッチングだった」と左腕エースの文句なしの仕事を激賞していた。