米国・AEWと契約したオカダ・カズチカ(36)が9日(日本時間10日)に放送された「AEW COLLISION」で鮮烈デビューを飾った。

 オカダは1月末で新日本プロレスを退団。満を持しての米国マット進出に注目が集まるなか、6日の「AEW DYNAMITE」に電撃登場した。新天地には世界最大団体WWEも有力候補に浮上していたが、最終的に2019年5月の旗揚げから豊富な資金力を武器に急成長を遂げた同団体と「3年20億円(推定)」という破格の大型契約を結んだ。

 「DYNAMITE」でオカダは親交の深いヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)と新生「ジ・エリート」を結成。この日のCOLLISIONで放送され、6人タッグマッチに出場した。新日本時代と同じコスチュームと入場曲で登場すると、花道にカネの雨が降る演出に会場から特大の「オカダ」コールが巻き起こった。

 そしてAEW所属として迎えた初戦で、圧巻のパフォーマンスを見せつけた。いきなり試合権を握ると、フラップジャック、ドロップキックと得意技を連発し対戦相手を一人ずつ倒していく。最後はレインメーカーをさく裂させて3カウントを奪取。ヤングバックスには何もさせず、たった一人で3人を片づける完封勝利を収めてみせた。

 日本時代と変わらない…いや、それ以上とも思える規格外の強さを見せつけたオカダは、試合後に「DYNAMITE」でレインメーカーでKOしたエディ・キングストン、さらにペンタ・セロ・ミエドに襲撃を受けるがこれも返り討ちに。すると今度は花道からPACが登場し、オカダとの夢のマッチアップが実現する。

 オカダとPACは激しい打撃戦を展開。しかしPACのジャーマンスープレックスでマットに叩きつけられたところでヤングバックスが救出に入り、乱闘は中断となった。 なおも収まらないキングストンからは「BIG BUSINESS」(13日、ボストン)での対戦要求を受けた。これにより同大会でオカダ&ヤングバックスとキングストン&ペンタ&PACによる6人タッグ戦が緊急決定。日本プロレス界のトップに君臨してきたレインメーカーの上陸によって、AEWマットにいきなりカネの雨が降っている。