新日本プロレス8日の山梨大会で、高橋ヒロム(34)が米国・AEWのオカダ・カズチカ(36)への対抗心をあらわにした。

 ヒロムはこの日の大会で内藤哲也、辻陽太、BUSHIと組んで「ユナイテッド・エンパイア」のジェフ・コブ&グレート―O―カーン&TJP&フランシスコ・アキラと対戦。勝利こそ逃したものの、TJPにティヘラを決めるなど、軽快な動きで好調をアピールした。

自軍の攻防を見守る高橋ヒロム(左端)
自軍の攻防を見守る高橋ヒロム(左端)

 しかし、バックステージに戻ってきたヒロムは、なぜかおもむろにジャケットを床に叩きつける。「はあ…モノに当たっちまった。20億円か…目に見える評価っていいよな」とつぶやいた。

 この数字が意味するものは一つしかない。1月末に新日本を退団し、6日(日本時間7日)にAEWと正式契約したオカダは、取材により「3年総額20億円(推定)」という破格の大型契約を結んだことが判明している。

 これに刺激を受けたのか、ヒロムは「よし、こうなったらベスト・オブ・ザ・スーパージュニア大阪城ホールメインイベントの舞台に立って、5度目の優勝を果たし、25億円を手に入れてやる。チクショウ」と言い残し控室へ。

 今年のジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)は6月9日大阪城ホール大会で決勝戦が行われることが発表済みで、ヒロムはメインイベントでの開催を主張している。もちろん優勝したからといって、25億円などという大金は手に入らないのだが…。

 あえてオカダに触れた裏には、これまで日本プロレス界をけん引してきたレインメーカーに負けない活躍を目指す決意が表れていた。