新日本プロレス20日の名古屋大会で、1月末で同団体を退団するオカダ・カズチカ(36)が地元・愛知のリングで涙の別れを告げた。

 オカダは前日19日に、新日本との契約を更新せずに退団することを発表。2月24日札幌大会で新日本ラストマッチを迎え、その後は米国マット進出が確実視されている。この日の大会では棚橋弘至、石井智宏、真壁刀義と組んでザック・セイバーJr.、マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト、藤田晃生組と対戦した。

 電撃退団の発表を受けて初のリング。オカダが入場すると、会場からは大歓声が巻き起こった。一挙手一投足に視線が集まる中、オカダは代名詞でもあるドロップキックを藤田に発射。勝利こそ逃したものの、軽快な動きで観衆を魅了した。

深々と観客に一礼したオカダ
深々と観客に一礼したオカダ

 さらに試合後にはリングに上がり、手を挙げて歓声に応える場面も。深々と頭を下げて退場する際のオカダの目には光るものが見られた。

 オカダは新日本所属として迎える最後の大会となる24日後楽園大会では棚橋、石井と保持するNEVER無差別級6人タッグ王座のV8戦(挑戦者はニコルス&ヘイスト&藤田)を控えている。試合後のバックステージでは「NEVERの防衛戦が組まれているのに余計な雑音を入れてしまって申し訳ないですけど、しっかり残された試合を戦って、新日本所属として盛り上げて結果も残していきたいと思います。NEVERのベルトを防衛して、持っていればまた何かあるかもしれないですし」と必勝を宣言。

 今後が大きな注目を集めているが「とりあえず今言えることは…特にありません。まだ新日本所属の選手ですし、しっかりと戦っていきたいなと。その先にいろいろな気持ちが出てくると思いますし。新日本プロレスを退団する前に地元・愛知で試合ができたのも運命的なものを感じます」と、まずは目の前の大会でカネの雨を降らせることに全力を注ぐつもりだ。