〝邪道〟大仁田厚(66)が、古巣・全日本プロレスにトンデモ要求だ。

 自身のSNSで29日の後楽園ホール大会への来場を予告していた大仁田は、午後4時に姿を見せた。招かれざる邪道の登場に受付の関係者から「チケットはお持ちですか!?」との声がかかるも「今日は話し合いに来ただけじゃ!」と一蹴した大仁田は「そう言えば昔、同じようなことを言われたことがある気がするなあ…」とつぶやきつつ後楽園ホールの扉をくぐる。さらにスタッフの制止を意に介さずズカズカと侵入して世界タッグ王者の〝無法双子〟こと斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=36)を呼び出した。

 斉藤ブラザーズとは大仁田率いる「FMW―E」12月17日の神奈川・横浜鶴見青果市場大会で雷神矢口と組み、「北側有刺鉄線電流爆破+有刺鉄線地雷ボード爆破+電流爆破バット+邪道ロケット」のデスマッチで対戦することが決定済みだ。大仁田の呼びかけにジュンかレイが「何しにきやがった? 試合前だぞ」「何しに来たんだ?」と応じると、邪道は「矢口の(デビュー)30周年なんだ。お前ら2年半だろ。30年やってきた矢口のためにも世界タッグをやってくれ」とタイトル戦を要求した。これを受けて話し合った斉藤ブラザーズは「ようし、いいぜ。その代わり12月17日にテメエが勝ったら挑戦を受けてやるぜ!」(ジュン)「大仁田厚、DOOMしてやる!」(レイ)と受諾した。

 これに「男に二言はねえな? それにしてもお前ら、日本語ウマいな」と満足げな表情を浮かべた大仁田は「もちろん、世界タッグも電流爆破でやるぞ。世界タッグ史上初の爆破戦じゃ!」と勝手に決めて会場を後にした。その後、取材に応じると、爆破での世界タッグ戦を目指す目的について「プロレス界を活性化させないといけないなと思って。そのためには、全日本が新日本に興行成績で近づいていかないといけない」と使命感を語る。そして「試合内容とは重要だけど、俺は人が入ってナンボだと思っているから。お客さんがチケットを買って入場するのが一番だと思うから。どんどん新しいことをやるのは必要だと思う」と力説。最後に「全日本と新日本が競り合っていた時代が一番面白かった。俺はまた、そうなってほしい。打倒新日本プロレス!」と叫んだ。

 DOOMか、初の爆破世界タッグ戦か。生き残るのはどっちだ!?