全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦(23日、静岡・キラメッセぬまづ)で、諏訪魔(47)、鈴木秀樹(43)組が、DDTから出場しているアジアタッグ王者の坂口征夫、岡谷英樹組を破り2勝目(3敗)を挙げた。

〝バカバカ問答〟を繰り返す諏訪魔と鈴木は、ここまで1勝3敗とその不仲ぶりを結果で証明している。19日の天龍プロジェクト後楽園大会では鈴木秀樹、佐藤光留組が、諏訪魔、田村男児組に勝ってUNタッグ王座を奪取。この日は入場した鈴木が諏訪魔に詰め寄り、UNベルトを誇示するなどゴング前から不仲を露呈した。

 試合が始まっても「下がれ、バカ!」(鈴木)、「お前がバカだ!」(諏訪魔)と口論したかと思えば、諏訪魔のチョップが鈴木に誤爆するなど相変わらず。

 だが、その妙な磁場にリズムを崩されたかのように、鉄の結束を誇るはずの征夫と岡谷まで口論を始める。だが、これはもちろんワナだ。まんまと戸惑わされる諏訪魔とは対照的に、偏屈ぶりで他の追随を許さない鈴木が、相手は本当のケンカでないことをあっさり見抜き岡谷を捕獲。これで征夫と一騎打ち状態になった諏訪魔が万力スリーパーで捕らえてギブアップを奪い、自らのバースデーを白星で飾った。

 試合後、鈴木は「バカがバカ力で勝ちました。すさまじいバカ力だな。でも、だまされるなよバカ。まあバカと組んでる俺もバカか。うーん、勝ったからいいか」とバカを連呼していた。