全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(37)が巻き返しに燃えている。
王者の春は不完全燃焼に終わった。「チャンピオン・カーニバル(CC)」にAブロックから出場するも3勝3敗1分けと勝ち越せずまさかのリーグ戦敗退。観客3000人超を動員した17日の大田区大会での優勝決定トーナメント出場を逃し、CC覇者・鈴木秀樹と6月18日の東京・後楽園ホール大会でV7戦を行うことになった。
この結果に宮原は「3冠王者である僕が残っていないにもかかわらず、CC最終日の会場が満員であれだけ盛り上がっていたのには正直、悔しさがありますよ」と唇をかむ。またCCと同時期に配信された恋愛リアリティー番組に参加した安齊勇馬が話題を集めることに成功。内外に向けた発信で〝脇役〟に甘んじており「自分自身を貪欲に見せないといけない。気を抜いたら一瞬で居場所がなくなるかもしれないですよ、これは…」と危機感をあらわにした。
だからこそV7戦でインパクトのある勝ち方を見せて反撃ののろしを上げたいところだ。逆襲に燃える王者は「今回は〝主役奪還〟を志していきたい。王座戦で『やっぱり宮原健斗が最高だな』っていうのを見せなきゃ」と拳を握る。そして「安齊に顔では勝てませんから。いくら僕でもそれは認めます。だからこそ、コスチュームを着て、ガウンを着て、テーピングをして戦ってトータルでの『プロレス会場で見る宮原健斗のかっこよさ』をアピールします」と自己陶酔を忘れなかった。
逆襲に燃える王者は29日の新木場大会の6人タッグ戦で鈴木と激突。王座戦へ激しくやり合い、観客を沸かせた。思惑通り王道の中心に戻ることができるか。













