全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦(26日、神奈川・湘南藤沢市場特設リング)で、3冠ヘビー級王者の中嶋勝彦(35)、大森北斗(28)組が黒潮TOKYOジャパン、立花誠吾組を下し、開幕から無傷の5連勝を決めた。

 序盤、先発した北斗が黒潮組に捕まり連係攻撃の標的となる苦しい展開。だが、代わった中嶋が立花に重い蹴りをさく裂させるなどして流れを取り戻す。さらに場外戦で鉄柱やイスに敵軍を叩きつけてペースをつかむと、最後は黒潮のキックを立花に誤爆させてからノーザンライトボムで3カウントを奪った。

 問答無用のファイトで勝ち点10として首位キープの中嶋は試合後「話すことはないだろ。お前、一人でしゃべれ」と北斗に命じてさっさとコメントスペースを後にする。残された北斗は「なんでこんな調子で5連勝できてるか分からないけど…」とつれないパートナーの態度にため息をつきつつも、勝利者賞で渡されたマグロを眺めてさらなる勝利を胸に誓った。